病院はサービス業である。それに気付くにいたった経緯は、私がナースだったことにあります。
私は薬や点滴より大事なものがあることに気がつきました。
それは、心が元気になることです。臨床で、患者さんのベッドサイドに飾った一輪の花がそれを
私に教えてくれました。人間は、環境で元気になれるんだと。
・・・・・ それから20数年。
今、建築デザイナーとして病院におもてなしの環境を取り入れ、来る人の心を元気にすることが
私のミッションとなりました。
株式会社ドムスデザイン 代表 戸倉容子

いまや、患者さんがクリニックを選ぶ時代。選ばれるクリニックであるために、クリニック環境も
大きな要素です。例えば、玄関に入った時の雰囲気、待合室のしつらえ、パウダールームの配
慮など、患者さんは些細なところで病院の心を感じ取っています。
さて、あなたのクリニックは大丈夫でしょうか?
古代ローマ時代、旅人をもてなし傷を癒す大きな宿をホスピターレと言い病院(ホスピタル)と同じ語源だと言われています。

ホスピタリティ(おもてなし)はそれ自体が治療なのです。
『人は病気で変わる。
男盛り、仕事もバリバリこなし謳歌していた人も心臓が悪いと診断されたとたん人格が変わる。
放っておけば死ぬし、手術をしても死ぬかもしれないと言われると人生を真摯に見つめるようになる。
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心臓病の告知は死の宣告に等しい。
助かったら残りの命は神様のプレゼントだ。
病院とは人生を取り戻す舞台だ。
単に壊れた部品の修理工場というだけでなく
価値観を見直すためのステージ、非日常の空間である。
生者にとっては、復活の地であり死者に対しては悼む地だ。
そんな特別な場所が居心地が悪く
あくせくしているのはあまりにも貧しく悲しすぎる。』
―『外科医 須磨久義』 海堂 尊著より―
私たちは、感動のある病院の舞台をデザインしています。







